こんにちは。
最近は、お子さんだけでなく、大人のピアノを 趣味で初める人が多いと聞きます。
ピアノを初めたいけれど、電子ピアノとアップライトピアノの違いって何?
どちらを選べば良いの? って思う人も多いと思います。
どちらが良いかは、一概には言えず、使う人のライフスタイルや目的によっても違ってきます。
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この記事を書いている私は、よく考えず電子ピアノを購入し、満足できず
その後アップライトピアノ(中古)を購入しました。
経験上わかった メリットデメリット、あなたにオススメのタイプはどれか、紹介してゆきますね。
電子ピアノについて
電子ピアノは、コンセントに繋いでスイッチを入れ、音がなります。
鍵盤の下に、スイッチやセンサーがあり、鍵盤を押すと、電子回路に記憶してある音を、スピーカーを通して発音させています。
電化製品とも言える、デジタルなピアノです。
電子ピアノにも、価格の安いもの〜高いものがあり、それぞれに音の違いや、タッチの違い、最大発音数の違いなどあります。
重さ
40kg弱。重いものでも100kg前後価格 6万前後〜30万円程度
♦︎電子ピアノのメリット
- アップライトピアノと比べると、価格が低いです。
- 長くピアノを続けられるか、まだ分からないお子さんに、最初にあたえるのも良いです。
- ヘッドフォンをして練習すれば、近所に音も漏れないので、時間帯を気にせず、練習できます。
- 音量も調節できるので、かなり小さい音でも練習できます。
- コンパクトな電子ピアノや、部屋や家具にマッチするナチュラルなカラーのものもあります。
- メトロノーム機能・録音機能がついているので練習に役立ちます。
- 音程が狂う事がないので、調律をしなくて良いですし、調律代がかかりません。
- 湿度管理など気にしなくて大丈夫です。
- プリセットの音色がいくつか入っていることがあり、音色を変えて練習したり楽しめます。
(違うタイプのピアノの音や、ギター、ストリングス、ベースなどの音があります) - デモ曲が入っており、これを弾けるようになろう、と目標にしたり、デモ曲が好きな人・はまる人も結構いるようです。
♦︎電子ピアノのデメリット
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- 電化製品と同じで、壊れることがあります。永久に使えるという事はないです。
- 鍵盤のタッチ、弾いた感覚がアップライトピアノとは違います。(この2つは別の楽器という人もいます)
- 電子ピアノで練習していると、生ピアノを弾いた時に、違和感があり上手く弾けない事があります。
- アップライトピアノと比べると、細かな強弱や表現がしにくい。
- 表現力などの芸術性をつけるには、アップライトピアノには勝てません。
アップライトピアノについて
アップライトピアノや、グランドピアノは、鍵盤を押すと音がなります。スイッチもありません。
鍵盤を押したときの動きが、ハンマーフェルトに伝わり、それが弦を打ち、その振動が響板で増幅されて音となります。
ほとんどが木で出来ており、音を鳴らす方法もアナログです。
弾き方で音量だけでなく、音色も変えることが出来ます。
重さ
200kgから大きなもので280kgほど価格中古で35万程〜、新品で50万円〜120万円程度
♦︎アコースティックピアノのメリット
- 弦が共鳴し、倍音が鳴るので音色はとっても豊かです。
- 生のピアノだからこそ、音の強弱、曲の雰囲気を出す、などの繊細な表現が出来るようになります。
- 摩耗部分の取り換え・定期調律により長期間の使用が可能です。
- 表現力をつける事を含め、上達します。
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♦︎アコースティックピアノのデメリット
- 価格が高いです。
- 電子ピアノに比べると大きいので、場所をとります。
- 重いので、移動が簡単には出来ないです。
- 音がかなり大きく、外へ漏れるため、防音など配慮が必要な場合もあります。
- 音が大きいので、弾く時間帯は昼間にするなど気をつけないといけません。
- 年に一回の調律が必要です。
- 木で出来ているので、湿度管理が必要です。
【 一覧表でチェック 】電子ピアノとアップライトピアノ・自分にピッタリなものは?
一覧表で、あなたに合うタイプが分かります。チェックしてみてくださいね。
使う人 | オススメのピアノ | その他のこと |
ピアノをこれから初める お子さん | 電子ピアノ、アップライトピアノ | |
時間帯を気にせず弾きたい | 電子ピアノ | |
ピアノで表現力をアップしたい人・本格的に習いたい人 | アップライトピアノ | |
マンションなど賃貸住まいの人 | 電子ピアノ | マンションによってはアップライトピアノを置ける環境の場合もあります。
引越の時、電車ピアノならば、専用の業者に頼まなくても大丈夫です。(分解することも可能) |
会社員などで、昼間に練習出来ない人 | 電子ピアノ、アップライトピアノ消音機能付き | 消音機能がついているアップライトピアノもあるので、平日は消音機能を使い練習し、休日は、昼間にアップライトピアノで練習するという方法もあります。 |
趣味で気軽に弾きたい人 | 電子ピアノ | 電子ピアノで満足できなくなった場合、後でアップライトピアノに乗り換えるのも良いです。 |
大人のピアノ練習を、近所に聞かれたくない人 | 電子ピアノ | 防音対策をすれば、アップライトピアノを弾ける環境になる場合もあります。 |
音を変更したり、楽しみたい | 電子ピアノ | USBで、パソコンに繋いだり様々な機能がついているものもあります。 |
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いかがでしたか、電子ピアノとアップライトピアノの違いや、オススメのタイプを紹介しました。
よろしければ参考にしてくださいね。
今後もピアノ関連の記事も増やしてゆきますので、ぜひ見にきてくださいね。